鳥籠の中の少女
緋結が扉を開けてくれて、中に入る。
「潤樹、遅い!」
愛璃が待ち草臥れた様に、怒った。
でも、今日の愛璃は服装が違って、怒ってても可愛い。
どんな服装?
それは、ピンクに金魚のデザインが入った、可愛い浴衣姿。
「ごめんごめん。それより、浴衣着てるんだ」
浴衣の事に触れると、愛璃は凄く嬉しそうに笑った。
「似合ってるかな?」
「似合ってるよ」
「よかったー。緋結も浴衣着なよ。折角、持ってるのに勿体無い!」
「嫌」
緋結は、断固拒否といった感じで、即答する。
それに、俺は苦笑いをして、愛璃はつまんなそうにする。
「面白くない」
「面白くなくていい」
「絶対、着させるんだから!緋結のお母さん呼んでくる!」
愛璃はやる気満々と言った感じで、部屋を出て行った。
「潤樹、遅い!」
愛璃が待ち草臥れた様に、怒った。
でも、今日の愛璃は服装が違って、怒ってても可愛い。
どんな服装?
それは、ピンクに金魚のデザインが入った、可愛い浴衣姿。
「ごめんごめん。それより、浴衣着てるんだ」
浴衣の事に触れると、愛璃は凄く嬉しそうに笑った。
「似合ってるかな?」
「似合ってるよ」
「よかったー。緋結も浴衣着なよ。折角、持ってるのに勿体無い!」
「嫌」
緋結は、断固拒否といった感じで、即答する。
それに、俺は苦笑いをして、愛璃はつまんなそうにする。
「面白くない」
「面白くなくていい」
「絶対、着させるんだから!緋結のお母さん呼んでくる!」
愛璃はやる気満々と言った感じで、部屋を出て行った。