勇者がいた33日間(お休み)




「あっ!やっと見つけた~。」



僕と安藤君は、原田輝と矢野さんを1階から順に探していた。

そしたら、2階に行く階段の所でバッタリ会った。



「2人でみんなにおにぎりとか
配って欲しいんだけど…。」

「もちろん、任せてよっ!!」



相変わらず原田輝は、安藤君の頼みごとは快く引き受ける。

原田輝はおにぎりの場所がどこにあるのか分からないのに、矢野さんを連れてとっとと行ってしまった。



「購買にあるからーーー!!!」



安藤君はとっさにある場所を叫んだけど、聞こえたかどうかは分からない。


 まぁ、きっと大丈夫なはず



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