勇者がいた33日間(お休み)



「特別教室の方はどうなってるかな~。」



そういえば、今までクラスごとに清掃用具を配って、原田輝たちを探して…。

特別教室の方は1回も見ていなかった。

僕の予想だと、ちゃんばら、ホッケー、ケンカをしていると…





「えっ……大丈夫?」



特別教室の方へ行ってみると、僕の予想は大はずれ。

本の保管室と思われる所から、本の雪崩を起きていた。

雪崩の中には間宮君やら数人が埋もれていて、救出途中だった。



「松木君、何があったの?」

「あー……う~んと…」



松木君君は頭をポリポリと掻いて、どこから話そうか悩んでいた。

この流れだと、話せば長くなるパターンだと思う。



「…話せば長くなるんだけど…」


 やっぱり……


今度は僕の予想はバッチリ当たった。

その後、無事間宮君たちは救出された。




こうして、大掃除1日目が終わった。



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