勇者がいた33日間(お休み)
「七尾君!」
「飛鳥君!」
僕が七尾君の隣に行くと、七尾君はホッとした表情になった。
「こんなとこで…
周りの目が気にならないんですか?」
「おめぇは誰なんだよ!」
青南の奴らは大声で怒鳴りちらした。
近所の人たちや店の人は、青南の奴らをじろじろ見ては、何も関係がないようそのまま目を反らす。
この人たちに周りなんて
関係ないな…
と呆れながら青南の3人組を見ると、どこかで見たことあるような奴が1人。
あっ…ヤバい
その中に、中学が同じだった菅野がいた。
菅野は僕のことをまじまじと見る。