勇者がいた33日間(お休み)




 はあ~


僕はチラッとショウ君を見た。

ショウ君はパソコンとにらめっこしながら、話かけるなオーラを放っていた。



 ……?あっ!



「ショウ君。
僕、ちょっと安藤君のとこに……」




僕は、安藤君が必ず見なければならない書類を見つけた。

一応、生徒会室のことをよろしくと言う意味も込めて、ショウ君に一声かけた。




「あっ、そう。」




ショウ君は僕のほうを一切見ずに、そっけなく言った。


 無視しないだけでもマシだよね


僕は安藤君探しの旅に出た。




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