勇者がいた33日間(お休み)



「あっ!」

「あっ!」




1組に到着したとき、ちょうどさっきのさっき追い掛け回していた間宮君とばったり出会った。




「・・・誰だっけ?」




安藤君は驚いたにも関わらず、自分の目の前にいる人が誰なのかわかっていなかった。

僕と間宮君はガクッと肩を落とす。




「榊君の前に
追いかけていた、間宮君ですよ!」




僕はこっそりと安藤君に教えてあげた。

けど、ばっちりと間宮君にも聞こえていてみたいだ。




「・・・まぁ、いい。
お前、俺のクラスに
何の用だよ。」

「あれ、君も1組なのっ?」

「間宮君はこれでも№10ですよ。」

「何だと眼鏡゛・・・?」

「ヒィッ・・・!!」




僕はとっさに安藤君の後ろに隠れた。


 だって、だって間宮君・・・
 めちゃくちゃ背が低いんですもん!


間宮君の身長は160あるかないかだった。




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