勇者がいた33日間(お休み)



「さてと。
掃除道具借りてきますか。」

「掃除道具なら
教室にあるかと…」



僕たちは一旦教室に戻って、必要な物を確保することにした。



「あっ!りょう♪
探したんだから。」



教室の戸の近くには原田輝と、今度はあの美少女も一緒だった。



「双子から誓約書貰えた?」

「うん。協力もしてくれるって。」



それを聞くと、原田輝と美少女は「本当に!?」と驚いた表情をした。



「あんなに仲良いなんて
さすが双子って
呼ばれるだけあるね。」

「えっ…?」



さらに2人は驚いた。



「本当に仲良かったの?」

「それどういうこと?」

「…ううん。何でもない。
気にしないで。」



何か歯切れの悪い感じ。

双子に何かあるのでしょうか?




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