私は、星になった
「あのな、お前は俺が面倒みなきゃいけねぇのにあの家族に任せちまった、ごめん」
「いいよ、べつに」
「よくはねぇ、結果がこれだ。お前刺青いれてるわ、金髪だわ、ピアスやってるわ。昔の俺じゃねぇかよ」
「しらないよ」
「それに、お前、なんかしでかしたのか?」
「なんで?」
「俺の組つまり高頭組と昔戦争しそうになった近藤組がついこなにだ同盟組んだんだよ、俺一応幹部だからなんか、会議でお前の名前出たから」
チッ
ついに来たか
「レオは居た?」
「あぁ」
やばいな
「レオはなんて?」
「なんか“虎ノ門 龍愛は少し調子乗りすぎだ、コレを気に潰すか殺す”って」
あーあ
来ちゃったかぁ
「..............」
「お前、大丈夫か?」
「あたしを誰だと思ってるの?“虎ノ門 龍愛”だよ?
龍と虎に愛されてるようにみんなに愛されてる
ここでくたばる訳にはいかない。
近藤組、高頭組か」
「無理すんな。なんなら俺止めるぞ?」
「いや大丈夫。」
「そうか」
「あ、コレあたしのアドレスと電話番号。」
090-***-***
love-gin-ryua102030@********
「コレ登録しとけと」
「イヤならここで燃やしていいよ」
「いや登録する」
「そう」