私は、星になった
「絶対に、あたしが、元だとしても、おねぇちゃんって人には言っちゃ駄目だからね?」
「なんで?」
「おねぇちゃんは“裏の世界”で有名な人だから」
「裏の世界?」
「うん、心は絶対に来ちゃいけない世界だよ」
「そうなの?」
「うん、だから約束して、裏の世界にも来ない、そしておねぇちゃんの存在を知らないように生きて」
「なんで?」
「きっと、心がおねぇちゃんいや、“虎ノ門 龍愛”を知ってたら死んじゃうかもしれない、“裏の世界”でおねぇちゃんを狙ってるやつは星の数だから、それに、もうおねぇちゃんはこの街から消える、そして、心を餌として、おねぇちゃんを引き寄せまたこの街に来なきゃ行けない確実に心を助けられるかわからない、心にもトラウマを作らしちゃうかもしれない」
「つかまったら、おねぇちゃんは助けに来てくれる?」
「あぁ、絶対に助ける。」
「ぁりがとぉ」
「うん。心、これおねぇちゃんの連絡先、って言ってもケータイの番号とアドだけどね」
「うん」
「おねぇちゃんのパソコンあげるね、そこにおねぇちゃんのアドレスもある、そして絶対に心を助けてくれる銀にぃって言うお兄ちゃんのアドも入ってる」
「いいの?」
「あぁ、近じかまた、会おう」
「うんッ」
「おい、なに話してるんだ、離れなさい」
「うっせぇ、今から心と遊びにいくんだ」
「許しません」