異世界と魔法と魔法使い☆
この後、カインと凛はお互い自己紹介をし、今はSクラスに向かっている最中である。


「ねぇ、カインは何で先生やってるの?」


「何でそんな事訊くんだ?」


「だって、カインの魔力理事長までとはいかないけどかなり大きいじゃない。」


「!!」


「何で、そんな事分かるんだ…?」


(測定機を使わないと普通は分からないはずなのに……。)


「いやー、何か練習してるときにいつの間にか出来るようになっちゃったんだよねー。」


「おい、相手の魔力が分かることはできる限り他の奴には言うなよ。
厄介な事になる。」


「あーはいはい、わかりましたよーとっ。」


(本当に分かったのか……?)

かなり疑問に思ったカインであった。

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