GEMINI
さや「あ~……お腹痛い……」
さやがお腹を抱えているとドアをノックする音が聞こえた。
さやはお腹をかかえながらドアを開けると帽子を深く被ったスタッフさんらしき人がいた。
さや「はい?」
「お話があるのですが……ちょっといいですか?」
さや「え?……ι」
さやの手を引き勝手に部屋から出される。
さや「あ、あの!!!…………?……将?」
将「はぁ……つまんねーおまえ」
さや「なにしてん!!?こんなとこまできて……」
将「電話でないから死んでるのかと思って心配してきてやったんじゃん?」
将はさやの手を離さずエレベーターに乗る。
さや「ちょ、どこ行くん?」
将「……」
さや「おーい!!!!」



















沙我「ふああ~あ……ヒロト煙草何階に売ってたっけ?」
ヒロト「確かえっとぉ……一階かなぁ」
ヒロトと沙我はエレベーターの近くにある案内板を見た。
すると隣のエレベーターから帽子を被った人と女の子が出てくる。
沙我「あれ?」
ヒロト「?将くん……?と……さや?」




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