GEMINI
将「ヒロトは無理だよ」
さや「?」
将「付き合ってる人いるよ」
さや「!?」
























沙我「20階だよ?ヒロトどうする?」
ヒロト「……降りるよ。心配だし」
沙我「ヒロト、友達としていくの?」
ヒロト「……わかんない」
ヒロトは20階で降りて行く。








沙我「…………さやかわいそうだなぁ……あ、他人事みたいに言っちゃった(笑)」
















さや「また、そんな嘘を」
将「今度は本当だよ」
将はさやを真っ直ぐ見ていた。
さや「そういうの前もしたよね?そう言って別れさそうとして嘘だって分かって、将と付き合って、浮気してたのは誰だっけ?」
将「それは少しあやまっただけで、これからはそんなことないから。ね?」
将はさやの頬に手を当てようとするがさやはその手を振り払った。
将「いい加減に」






「なにして……るの?」




将「!」
さや「!」



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