GEMINI
後ろにジッと二人を見つめていたのは将だった。
ヒロト「将くんどこ行ってたの?」
将「別に~」
さや「なんでさっき……ちょ、将??!」
将はさやの手を取ってヒロトから距離を取ろうとする。
ヒロト「将くん」
将「……」
ヒロト「さやかわいそうだよ。わからないの?」
将「!?は?」
さや「っ!?ちょ……」
さやは将の腕を引っ張った。




将「っ……」
さや「行こう。ほら」
将「……」
将はヒロトを睨んでさやと一緒に行く。



























ヒロト「……」
沙我「ヒーロト」
ヒロト「?沙我くん?」



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