Love Voice

「言わないよ、おもしろそうだから」




ニヤッと笑った楠木拓也。




この野郎・・・!




絶対弱みにつけこんでなんかしてくるって。




はぁ・・・。




何でよりによってコイツにバレたんだろう・・・。




最悪だぁー!




というか私まだ楠木拓也に支えられたままだった!




力も戻ってきたし、よし一発殴ろう。




「楠木そろそろ離してくれないかな」




「嫌だって言ったら?」




ん?




「ぶっ飛ばす」




「おぉー怖い怖い」




そういって離してくれた。




< 11 / 36 >

この作品をシェア

pagetop