Love Voice
しつこい
それから、いいって言ったのに家まで送ってもらった。
なんなんだあの変態馬鹿は!
そんなことを考えてたらいつの間にか寝てた。
でも、一晩寝たら熱が下がってた。
わっそういえば!
書類の整理途中までだった!
はぁ・・・忘れてた。
学校行ってやろう。
支度をして玄関のドアをあけたが、もう一度閉めた。
「ちょっとちょっとー会長ー」
何でいるんだよ!
変態馬鹿が!
よし、無視しよう。
ドアを開けて楠木を見ないようにして歩く。
気にしない気にしない。