愛しい君へ
さっきから視線が痛いはずだ。


親鸞のトップが固まっていれば
当たり前だね…。


その時また後ろの
ドアが大きな音をたてて開いた。


「聖都遅すぎ…。
 待ちくたびれて先に来ちゃったよ。
 どうせまた車だろ?」



哲がいきなり聖都と言う人に
喋り始めた。



「あぁ。
 誰だ?」

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