夏草の香りが漂う丘〜風が運んだ過去(トキ)〜[ナツコイ企画]
三人、横並びで座ってすぐに、自分はあの封筒を大沢さんに渡した。
封筒を受け取った大沢さんは、ジーっと見つめている。
「何で…、あの時すぐに出さなかったの?」
こちらを見て、大沢さんは、尋ねてきた。
「出そうとしたら、すでに春山が出していただろ…。さすがに、部長には世話になっていたから、二人いっぺんにって事はしたくなかった…。」
封筒を受け取った大沢さんは、ジーっと見つめている。
「何で…、あの時すぐに出さなかったの?」
こちらを見て、大沢さんは、尋ねてきた。
「出そうとしたら、すでに春山が出していただろ…。さすがに、部長には世話になっていたから、二人いっぺんにって事はしたくなかった…。」