夏草の香りが漂う丘〜風が運んだ過去(トキ)〜[ナツコイ企画]
「全く呑気だよね…。こっちは、肩が重さで痺れてきたというのにさ。」

平静を装って言ってみるが…。

千尋さんは、冷ややかでもあり、楽しんでもいるような目で見てくる。

う゛〜、何も…言えないし、何て言われるんだろ…。
< 93 / 214 >

この作品をシェア

pagetop