それぞれの場合


「工藤先生お話が」


「おおじゃあ先に進路指導室入ってて」

「はい」


ガチャ

少しすると工藤先生も入ってきて
僕の前の椅子に深く腰かけた



「で?どうした?」


拳をギュッとにぎり





「僕、進路変えようと思います…!
やっぱり専門科を学びたいんです」


工藤先生は驚きから
嬉しそうな顔に変わっていった





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