それぞれの場合

俺への期待と落胆




朝8時起床。もちろん…



「遅刻だあああーー!!!!」


布団から飛び起きて
そのへんに投げてある制服に袖を通す


慌てすぎてボタンをかけ間違うことは
毎日のことだ…


なんだか諦めかけてきた


「……どーせ遅刻だ。」


なにを納得したのか
急ぐ手を止めて
ゆっくりとボタンを留める


軽いカバンを持つと
下のリビングへ向かう



「かあさーん弁当」



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