そばにいていいですか…?


ピピピッ…

「…んぅ゛〜…もう朝なの〜…?」

いつの間にか、開けられたらカーテンから差し込む

暖かな太陽の光。

のそのそと、立ち上がり窓を開ける。

「………ぇ。あっづ〜!」

急いで、窓を閉めてリビングにある一台しかない扇風機の前に座った。

「あ〜…生き返る〜(*´д`*)」


「ちょっと。あんた、占領しないで。」

「あ、お姉ちゃん。居たんだ。」

私の姉。
二歳年上の16歳で、この田舎で唯一コンビニがある。

そこで、週3で働く現役JKなのだ。

バコッ…

「ぃでッ……」

「早く退きなさいよ。」


いったー…コップで頭叩かなくても…


とりあえず、急いで朝御飯を食べて制服を着る。

鏡の前にたって、スカートの裾をあげる。

クルッと回って、リボンを結び直す。

「…よしッ。行ってきまーす!」

思い切り閉めたドアの向こうからお母さんの怒鳴り声が聞こえる。

まぁ、気にしない気にしない♪←
< 2 / 3 >

この作品をシェア

pagetop