大学生、それぞれの恋愛
『香耶ちゃんに会った(^^)V』
三波のメールの内容に驚いて、は?と一言発してしまい、周りに人がいなかったか確認する。
幸い誰も周りにはいなかったみたいだ。
香耶は俺の元かの。
俺が忘れられない人。
香耶からメールが来て、もう1時間は経っていた。
『何話した?』
焦りすぎて絵文字を使う余裕なんかない。
すぐに三波から返信がくる。
『恋ばな(´・ω・`)
香耶ちゃん可愛いな笑』
『てか、どうやって会った?』
『面倒やから今から会おうぜ~』
三波は近くの駅を指定して、俺達はそこで会うことにした。