MY ROBOT









結局、俺はキユを連れ戻すことも

それを話すことも出来なかった。







「さよなら」と言った


あのキユの笑顔は本物だった?






俺は、笑えてただろうか。









「はあ・・・

思ってた以上に、へこむな」






もしも俺が「帰って来い」と

無理矢理でも言ってたなら、


あいつは、帰って来たのだろうか。







もう、分からない。




俺じゃキユには、届かない。






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