MY ROBOT
「水瀬さん」
俺を見て微笑んだ親父さんに
慌てて座り直す。
「いや、あの、
さん付けなんて止めて下さい」
「じゃあ、シュンくんが良いかな」
「ああ・・・は、はい」
ちょっと、緊張する。
俺、怒られたりすんのか。
「ありがとう」
「え?」
「杞憂を支えてくれて」
「・・・・」
「気持ちは、伝えたのかい?」
「え・・・まだ、です」
俺が言うと、
親父さんは「そうか」と笑った。
メニュー