MY ROBOT
「で、誕生日パーティーだよ!」
唐突過ぎる発言に
「は?」と俺はかしげる。
「1月14日、お前誕生日だろ?
パーティーしようぜ」
・・・勘弁してくれ。
「学生じゃないんだから、
そんなイベント要らないだろ」
「何言ってんだよ」
「俺そうゆうの嫌いなんだよ」
そう言って、
コーヒーのカップを揺らすと
鶴瓶はつまんなさそうに俺を見る。
「お前、昔からそうだよな。
秘密主義ってゆーか、
気付いたら年取ってる感じ。」
「・・・うるせぇよ」
低く呟いて、視線を落とす。
「行くか」
「お、そうだな」