MY ROBOT
「・・・14日」
「え?」
「だから、14日」
「でも、シュンその日・・・」
言葉に詰まったキユに
ふはっと笑って書類をしまう。
「俺の誕生日、
とでも言いたいのか?
だったら別にいいんだよ」
それからキッチンに向かい、
「寧ろ、やる事出来て助かった」
と笑ってみせた。
「シュン・・・」
「うわ、お前鍋!」
「え?・・・あ、やばっ」
本当は少しだけ、
パーティーをやってもいい、なんて
思ってたりもしたけれど。
これで、鶴瓶に断る理由が出来たんだ。
何も悪いことは無い。