MY ROBOT






くいっとシャツが引っ張られて

れいたが俺を見た。



「ママ、にんしんしてるの?」





「っはあ!?」




声を上げたのはキユだった。




「何だよ、お前、

今さら隠さなくてもいいだろ」


「いや、何言ってんの」



本気で訳の分からない顔をする

キユに、流石に違和感を感じた。




「え・・・待って、

お前、妊娠してんだろ?」





「は?してないよ」



・・・即答だった。






< 242 / 307 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop