MY ROBOT
「ちょ、ちょっと待てよ。
じゃあお前今日、
れいたに何話しに来たの?」
「何って、一緒に住むこと」
へらっと言ってのけたキユに、
俺の頭はショート寸前だった。
「シュンが受け入れるみたいに
言ってたから、
れいたはあたしが迎えに行くって
だから、そういう事じゃないの?」
「ちげーよ!
お前に子供が出来たからだろ!
俺は責任と覚悟を決めたんだよ!」
「・・・いつあたしに
子供が出来たのよ」
ますます会話がこんがらがった。
「待てよ、
お前が赤ちゃん出来たって、
俺がソファで寝てた時!」
「ああ、それは・・・」
~♪
"鶴瓶"
こんなタイミングで
鳴り出した携帯にキユが黙ると、
俺は仕方無く電話に出た。