MY ROBOT
「つまり、妊娠したのは・・・」
「優里香さん」
俺の言葉に繋げるように、
キユが放った言葉に、
俺はドサっとその場に座った。
「もしかして・・・
あたしだと勘違いしたの?」
笑混じりにそう言ったキユに、
「なーんだ」とれいたが笑った。
「・・・お前が、
あの日から様子変だったから、
普通そうなるだろ・・・」
「ああ、シュンの誕生日?
あれはあたしも憶えて無いし」
てへっと笑ったキユに
俺は「は?」とキユを見た。
「でも、もしヤってても
妊娠はしてないよ?
あたしちゃんと生理きてるし」
「・・・・」