MY ROBOT










キユが両手を合わせて

じっと祈ってる顔を



俺は






ただボーッと見てた













最初来たときは

意味分かんなくて


変な女連れ込んだって


それしか無かった。








だけど




今は違うんだ。












「お母さん、親父。



最近来なくてごめんね、

シュン連れて来たよ」






「あ、水瀬 舜です」








まるで実在する人みたいに

頭を下げた俺に

キユは、ぷっと笑って。








れいたのこと


俺のこと



笑顔で話してた。












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