MY ROBOT
「で、何してんだよ・・・」
「いらっしゃいませー!」
薄ピンクの制服に身を包んだキユに
思い切り溜め息が出る。
本当にやる奴がどこに居るんだ。
呆れて声が出ない俺の後ろから
鶴瓶がひょこっと顔を出して
「2人ね」と言う。
「やっぱ、牛丼にしない?」
「なんで?
ファミレス行くって言ったの
水瀬じゃんかよ」
「いや・・・」
「お席ご案内しまーす」
あまりこの2人を鉢合わせたくない。
何か物凄く嫌な予感がする。
「水瀬、あっちだって」
「ああ・・・」