MY ROBOT
「キユ、取り敢えずお前
リビング行ってろ、
絶対出てくるなよ分かったな」
「はーい」
パタパタとキユが奥に消えると、
俺はそっとドアを開けた。
ガンッー
途端に軽く突進して
家に上がろうとする鶴瓶を
左脚で抑えて防御する。
「あんだよ」
「暇なんだもん」
「だもん、じゃねぇ帰れ
居ても暑苦しいだけだ」
「寒いから丁度良いんじゃない?」
笑いながら乗り込んで来た首を
俺はドアで挟んでやる。
「痛い痛い痛い!
ごめん水瀬許して痛い!」