MY ROBOT






「シュン、どしたの?

さっきからボーッとしてる」




キユが俺の顔を覗き込んだ。





ずっと、分からないフリしていた。



この関係がどれだけ脆くて、

どれだけ直ぐに壊せる物だったのか。





「なに、何か関係でも

つくりたくなっちゃった?」




この笑顔に、






「キユ、お前・・・」









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