青い春




━ 入学式の次の日。



初めての高校生活に慣れない私は、ユカを置いて1人で屋上にいた。




「おい!!」



「へ…?」



「川本…なんつーの?」



「セイナ…です…。」



「これ、落ちてたけど。」
彼は私のハンカチを渡して来た。

ちょっと見た目は怖かったけど、私は彼の目に、一瞬で惹かれ、恋に落ちた。



「おい…?ハンカチ…」



「あ………ありがとうございます!!」


そしてぺこっと頭を下げて屋上をでた



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