あなたとの約束
小さい頃のリュウは素直でかわいかったのになぁ。



こんなことを考えながら



制服に着替え、髪をコテでゆるく巻き


丁寧に、だけどナチュラルにメイクをする。




濃いのはあまり好きじゃない。



これがいつもの私スタイル!




ーーーーーーコンコンッ


「ルウナ、起きた?」



ひょこっと部屋のドアからお母さんが顔をのぞかせた。



「うん。おはよ」



「早くしないとリュウ君来ちゃうよ」



「うん。わかってる」



朝はいつもリュウが迎えに来てくれる。


リビングに行き、朝ごはんを食べる。




「はい、朝ごはん」



「いただきます」



出されたご飯を食べ始める。




あー、眠たいなぁ・・・。



そう思っているうちに食べ終える。




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