続・俺様婚約者~甘い甘い新婚生活!?~
サラサラした髪にそっと触れる。
柔らかい…。
……パチリ。
彼が突然、目を開いた。
「…あ、ごめん。起こしちゃった?」
私が言うと、彼は急に唇を合わせてきた。
?!
キスに味なんてないけれど、彼のくれるそれをいつも甘く感じる。
私ももっとそれを感じたくて、自分から舌を絡ませて彼を感じる。
悠斗が素敵であるほどに、不安はきっとこれからも消えないだろうけど、私は私の気持ちに逆らう事なく彼を愛していくしかないから。