続・俺様婚約者~甘い甘い新婚生活!?~
「…百合子からは、充分もらってる。
そうやって、…笑う度に」
………?
「…いや、分からなくていい。
さて、そろそろ起きないとな。
ボルシチ…、すぐに出来るか?」
……あ。
昨夜作りかけていた料理の事を思い出す。
「仕事だからワインは無理だけど。
今ならまだ、花を眺めて百合子の手料理を味わう時間はあるぞ」
……!
…然り気無い気配りも忘れない。
一日一日、彼と過ごすほどに、……昨日よりもっと、彼を好きになる。