続・俺様婚約者~甘い甘い新婚生活!?~
「……ふぅん。…そうか。
じゃあ、いい子に留守番してろよ」
私の言った言葉に一瞬不機嫌そうな顔をした悠斗だったけれど、すぐにドキリとする様な笑顔で笑ってくれた。
私の頭をポンポンと軽く叩くと周りにいる人達に
「じゃあそろそろ出発するぞ」
と一言言うと彼は私に背を向けて歩き出した。
「それでは奥様、行って参ります」
彼の側近の男性に声をかけられ慌てて「あ、はい」とだけ返事をする。