続・俺様婚約者~甘い甘い新婚生活!?~
「あーっ、騙したわね?」
シャワーのコックを捻りながらとぼける。
「ん?何の事?」
「悠斗がそんな子供みたいな真似するなんて思わなかったわ」
プンプン怒る彼女を抱き寄せてそっと唇を寄せる。
「…寂しいんだよ、な?
百合子を洗ってやるから」
そう言ってもう一度キスをする。
途端に彼女の目がまたトロリとしてくる。
「…や、…ずるい」
「ずるくない。
百合子が、ただ、好きなだけ」
そう言って彼女の身体を柔らかい泡で包んでいった。