続・俺様婚約者~甘い甘い新婚生活!?~
大学の建築デザイン科で学ぶ私は、母に言われて今まで何となく学校に通っていたけど、悠斗と出会ってからは勉強にかなり力を入れている。
建築の資格を取って将来は彼の手助けがしたい。
…本気でそう思う様になった。
公私共に彼と寄り添って生きていきたい。だから学校の事は真面目に取り組みたいの。
だけど、悠斗は私が先に帰国したい、と言うとバッサリ一言。
「ダメだ。却下」
……理由も聞かずに、何なのよ…。
いつものお決まりのパターンでカチンときてしまった私は彼に噛みつく様に言い返してしまい、結局……、最後には
「俺の言う事が聞けないなら、どうでもしろ」
だって。