Endless Love




「…でも可能性はあるの。抗がん剤を投与していけば…」




そこでプツリと会話が途切れた。




「でも…」





秀一のお母さんは俯いた。



でも…?



可能性があるんだよね?





私は秀一のお母さんの話の続きを待った。





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