Endless Love




「あなたなら、秀一を説得できる気がするの!」



秀一のお母さんの目は、
ものすごく透き通っていた。



真っ直ぐな目。





「あの…一つ聞いていいですか…?」




「…ええ」




秀一のお母さんは、
ソファに座り直して
私と向かい合った。




「私なんかを…信用していいんですか…?」





私を家に入れてくれて…


こんな大事な事を話して…




私にその役が務まるか…
説得できるか、
分からないのに…





< 200 / 258 >

この作品をシェア

pagetop