Endless Love
「とりあえず、帰ろ…」
今なら、家に誰もいないし、大丈夫。
私は下駄箱に行き、ローファーを出した。
「な、ナニこれ…」
靴の中に汚い水が、タップリ入っていて、扉の裏に、紙が貼ってあった。
<ブス>
<しね>
<消えろ>
「……ッ」
こんな…
酷いよ…
何で…?
何で私なの…?
イジメなんか、他人事かと思ってた。
私に限ってって…
「………え?」
靴の水を捨てようと、靴を裏返したら、赤い紙が張ってあった。
それは、私にとって、1番キツイ内容だった。