Bloody chocolate ー甘美な初恋ー



何となく、
少し顔が赤くなったんじゃないかと

感じる。


そんな私の顔をニヤニヤしながら

覗くハルちゃん。


浮かんだんでしょ?


って、輝いた瞳から

訴えられる。


何となく、

その瞳から視線を反らす。


「売り上げNo.1だといーね。」


「話は反らしちゃ駄目だよー。」


話を反らそうとした私の瞳を

またハルちゃんが覗きこんできた。



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