Bloody chocolate ー甘美な初恋ー



しばらくして、


唇を離した後。


良いだろ?

とイクトに目で訴えられた。


それが何を意味するかわかったから


私はこくん、とうなずいた。



首筋にイクトが顔を埋めた。


今は昼休み。


私達も

食事を摂る時間。



甘い痺れが全身を駆け巡る。


前よりも痺れが

強くなったような気がする。




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