Bloody chocolate ー甘美な初恋ー
クリスマス
しっかり閉めたはずの
カーテンの隙間から漏れ出た
太陽の光がちょうど目のあたりを
覆っていたらしく
眩しくて目を覚ました。
背中に感じるぬくもり。
起き上がろうとしてもお腹のあたりに
回された腕にしっかりと固定され
動けなかった。
そういえば昨日イクトが来てたんだ、
と思い出す。
帰れって言ったのにそのまま
うまいこと私を丸め込み
(ご想像にお任せします。)
そのまま寝ちゃったんだ。