君は世界で1番輝く星【短】



「あの〜…碧空さんは…」


恐る恐る、碧空さんのことを聞いてみる。




多分、ここにはいないだろうな。




「碧空ね〜、今の時間は収録中じゃないかな。碧空に会いに来たのよね」





「はい。久しぶりに、顔が見たくなっちゃって…」





「何か正直ね〜、佑月ちゃん♪驚いたんじゃない?日本に戻ってきて。あの子たち一色ですものね。母親の私も驚いてるくらいだもの」





「とっても。至るところにポスターとか。会ってなくても…会えた気分です。それにグッズも…」




そう言って私は、さっき買ったグッズを見せる。





「あらぁ!こんな物まで売ってるのぉ〜?」



里美さんは、楽しそうにグッズを眺める。






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