君は世界で1番輝く星【短】
収録が終わり、俺たちは楽屋にいた。
「今日もお客さん、超ノリノリだったよね!俺ステージやりやすかったぁ〜!」
「だよなぁ!碧空のテンションもみょ〜に高かったし?」
まるで怪しんでるかのように、俺を見る響。
「そりゃあ…高いだろ。俺も、高かったし」
「なになに!そんなに良い女がいたのかっ!?ハルさんまでテンション上がったなんて相当じゃん!」
意味深に言うハルに、愛舞が食いつく。
「ねぇ!どんな子だったの?俺の好きなタイプ?!」
「あぁ。お前が一番好きなタイプかもな」
「うっそぉー!マジ見たい!まぁでも、俺の好きなタイプは〜…」
申し訳なさそうに、俺を見る愛舞。
「なんだよ?おい」
「なっ…なんでもないよぉ〜…」
好きなタイプは*佑月*なんて、言わせないからな。
たとえ、メンバーでも!
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