君は世界で1番輝く星【短】
私はバカ。*佑月*
収録が終わって、里美さんに楽屋に案内してもらった。
「おばさん、夕食作らなくちゃ!後は一人で。大丈夫ね?」
「ちょっ…里美さ…」
行かないで〜!
里美さんは、あっという間に見えなくなっていった。
一人だ〜…。
どうしよう、コンコンするべき?
するべき…だよね。
私は、意を決してドアをノックした。
コンコン――
「はいはぁい」
ドアの向こうで、愛舞さんの声が聞こえる。
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