君は世界で1番輝く星【短】



「ごめんなさいっ…私、泣いたりして…!春川さん、もう行って下さい!私は大丈夫ですから」





無理に笑顔を作った。





「笑えてないっつーの!俺、今暇だし。一緒にいてやってもいいよ!てかアサカちゃんって…安仁屋さんの、どんな存在?」





私の存在。




碧空さんにとって、私ってなに?





彼女?





婚約者?




それとも…友達???




どう答えていいかが分からない。





「その様子を見ると〜安仁屋さんは知らないけど、アサカちゃんは好きなんだね。超トップスターを好きになったんだね。辛くない?」




そう。




私の好きな人は、超トップスター。





辛くない…と言えば嘘になる。






「私が好きになったのは、トップスターの碧空さんじゃないですから。」








_
< 37 / 79 >

この作品をシェア

pagetop