君は世界で1番輝く星【短】
「ごめんなさいっ…私、泣いたりして…!春川さん、もう行って下さい!私は大丈夫ですから」
無理に笑顔を作った。
「笑えてないっつーの!俺、今暇だし。一緒にいてやってもいいよ!てかアサカちゃんって…安仁屋さんの、どんな存在?」
私の存在。
碧空さんにとって、私ってなに?
彼女?
婚約者?
それとも…友達???
どう答えていいかが分からない。
「その様子を見ると〜安仁屋さんは知らないけど、アサカちゃんは好きなんだね。超トップスターを好きになったんだね。辛くない?」
そう。
私の好きな人は、超トップスター。
辛くない…と言えば嘘になる。
「私が好きになったのは、トップスターの碧空さんじゃないですから。」
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